ミュンヘンハイエンドショー2019でのMQA:スタジオクオリティーサウンドMQAの採用が拡大

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ミュンヘンハイエンドショー2019でのMQA:スタジオクオリティーサウンドMQAの採用が拡大

2019 Munich High End Show

ロンドン / ミュンヘン、2019年5月8日-- 認証されたマスタークオリティの音楽をストリーミング配信するのに充分なサイズとすることを実現したパイオニア企業であるMQAは、今年のミュンヘンHIGH ENDに参加する直前にRhapsody International Inc.との世界規模の契約を締結しました。
ラプソディ氏は今週初めに、「Powered by Napster」サービスの一部としてMQAを追加採用することを発表しました。これは、同社の技術がモバイル、自動車、家庭等でさらにスピーディーで扱いやすいストリーミングサービスを提供するということにほかなりません。

MQAの創設者でCTOのBob Stuartは、MQAがこれまでと変わらずに音質と認証の追求を続けていることについてコメントしました。「MQAのシステムはオリジナル音楽の配信をエンドリスナーまで管理できます。当社のレーベルパートナーは、最高品質の最終的なマスターレコーディングのみをMQAに変換するようにしています。そして、当社のサービスおよびハードウェアパートナーは、MQAのテクノロジーを活用して、ディスプレイにその認証結果をきちんと表示します。」

MQA採用製品の拡大

HARMAN Luxury Audio Groupは、MQA対応製品をラインアップに追加しました。 Mark Levinson No 519オーディオプレーヤーへのMQAの搭載が完了し、HARMANはARCAMとLexiconの両ブランドが将来の製品群にMQAを採用することを決定しました。
KANN Cubeポータブルメディアプレーヤーの市場での高評価を受けて、Astell&Kernはミュンヘンで最新の主力プレーヤーであるA&ultimaシリーズのMQA対応DAP SP2000* を発売しました。
今回のショーに出展している他のメーカーでは、オンキョーは月内に発売予定のTX-8390ステレオレシーバーを、パイオニアは同社初のMQA-CDプレーヤーであるPD-50AEミュージックプレーヤーを発表する予定です。
他の最新のニュースとしては、Lenbrookは、ライブコンサートレコーディングのスペシャリスト、nugs.netを、そのBluOS音楽管理プラットフォーム上の最新の音楽サービスにMQAを加えました。

MQAのヨーロッパでのソフトウェアパートナーも拡大しています。
Thesyconは、ドイツを拠点とするシステムレベルのソフトウェア開発スペシャリストであり、MQAテクノロジのサポートは、Armベースのマイクロコントローラ用の新しいU-HEARファームウェアソリューションのオプション機能として提供される予定です。
U-HEARは、USBハイエンドオーディオレシーバーの略で、ハイエンドDACまたはUSBインターフェースおよびその他のデジタル信号入力を備えたアンプ用の完全なデジタルデータパスを実装しています。
そしてフランスに本拠を置くMQA対応の高音質オーディオ再生ソフトウェアのメーカーであるAudirvanaは、最近Audirvana 3.5 for Macをリリースしました。これは、音質の向上のみならずWindows 10に対応した新世代のユーザーインターフェースとしても紹介されていたもののMac版です。

その他に以下のMQA対応製品の発表・紹介があります。MQAは今後もすべてのハードウェアパートナーと密接に連携してMQAの魅力を広めていきます。
・Brinkmannは、MQA対応の超高性能Voltaire統合サウンドシステムアンプを発売する予定です。
・Esotericは、P1XトランスポートとN-03Tネットワークオーディオトランスポートを搭載したGrandioso D1X DAC* のデモンストレーションを行います。
・Hegelが新しいH390プリメインアンプを展示します。
・EMM Labsは、今年後半に発売予定であるMQA対応の新製品NS1 Streamer* を発表します。
・Cocktail Audioは、新しいX50ProリファレンスピュアデジタルミュージックサーバーとHA500Hハイブリッドヘッドフォンアンプ&DAC* を展示する予定です。
・Matrix Audioは、今後数ヶ月以内に発売予定の新しいElementシリーズ* がMQAをサポートすると発表しています。
・Pro-jectは、新しいPre Box RS2デジタルDAC* を展示します。
・Wadaxは新しいAtlantis ReferenceとArcadia DAC* を発表しました。

(* 最終テストと認証待機中)

日本での拡大

その世界的な広がりをさらに実証するように、MQAは最近その日本語版ウェブサイトhttps://mqa.jpを立ち上げました。 MQA-CDフォーマットは日本を中心に発売拡大を続けており、ここ12ヶ月で、Rolling StonesとQueenの数々のアルバム、ジャズミュージシャンBob James、そしてNordic 2Lレーベルからのすべてのリリースを含む数百のタイトルがリリースされました。 MQA-CDは、通常のCDプレーヤーで再生してもこれまでよりにじみの少ない繊細な再生を実現することができます。さらにMQAデコーダと組み合わせて再生すると、MQA-CDに折り畳まれて記録されていたハイレゾ音源を展開し完全なマスタークオリティでの再生ができます。

日本でのMQAの成功は見過ごすことはできません。MQAはその日本での普及活動について、今年初めの毎年恒例のHiViグランプリ授賞式で特別賞を受賞しました。 審査委員長である著名なAV評論家の麻倉怜士氏は、次のように述べています。「HiViグランプリ特別賞獲得は、日本でMQAが市民権を得つつある証拠である。特にMQA-CDは、パッケージメディアを好む日本の音楽ファン、オーディオファンに大きな福音となろう」

MQAフォーマットの汎用性

今年創立90周年を迎える英国の代表的なレーベルDecca Recordsは、MQAと共同で傑作プロジェクトと言える「Luciano Pavarotti Life in Art」を制作しました。
MQAはDeccaと密接に協力し、未発表の音源を含む伝説的なテナーの全ての素晴らしい作品をMQAで配信しました。 これらのファイルは、オンキョーのデジタルオーディオプレーヤーの限定版「デジタルボックスセット」として、ミュンヘンのデモで入手できます。特注の手作り木製ケースは大変価値のあるものです。

Jacinthaによる「Here To To Ben」は、MQAでは初めての「Crystal Disc」レコーディングです。 このCDのディスクは、ポリカーボネート製ではなくガラス製で、従来のアルミニウムではなく24K金の反射層となっており日本製です。 1998年にGroove Noteで最初にリリースされ、現在はnMusic Ltdによってライセンスされており、このセッションはロサンゼルスの有名なOceanway Recording Studiosでビンテージマイクを使って2トラックに直接レコーディングされました。 伝説的なテナーサックス奏者Ben Websterへのオマージュ、ジャズシンガーのJacinthaによって新たな解釈をされた "Stardust"、 "Georgia"、 "Over The Rainbow"などのウェブスターのクラシックを収録。 この特別なディスクは今回のショーでご覧いただけます。販売価格は€1,600です。

ジャズトリオBlicher Hemmer Gaddの「Special 33」の限定二枚組LPは、MQAを使用してリマスターされ、Brinkmann Audioと共同制作、LPという異なるフォーマットにMQAテクノロジーを活用しました 。以前の2枚のアルバムからトリオのお気に入りの曲をフィーチャーし、10曲すべてがヨーロッパの複数の一流ジャズクラブで行われたショーにおいてライブレコーディングされました 。1曲は未発表曲となっています。このアルバムは 500枚限定プレスの140g LP盤で、今年初めに発売されましたが即完売しました。 Brinkmann Audioスイートルーム(Atrium 4.1、E108)で、ストーリーと制作プロセスを知ることができ、BrinkmannのこのPを聴くことができます。

MQA Liveが再びミュンヘンに

今年は英国のシンガーソングライターAna SilveraがベーシストのJasper Høibyと共にミュンヘンハイエンドのパートナールームでスペシャルなMQA Liveパフォーマンスを行います。 このデュオの公演は、5月10日金曜日の午後3時30分CETにコペンハーゲンのBlack Tornadoスタジオから、MQAのパートナーのリスニングルームにリアルタイムでストリーミングされます。

Ana SilveraのGearbox RecordsのマスターエンジニアCaspar Sutton-Jonesは、次のように述べています:「AnaとJasperの素晴らしいパフォーマンスをストリーミングできることは、みなさんがスタジオのサウンドをリアルタイムで楽しむことができるということなのです。良好な関係を結ぶことができたMQAとのコラボレーションで、私たちと共に音楽を制作しているアーティストの素晴らしいパフォーマンスをオリジナルのスタジオ品質で配信できるのです。」

ご質問や情報のお問い合わせは、ミュンヘン・ハイエンドショーに参加しているMQAチームまでどうぞ。


ご案内

文中のMQA Liveストリーミングは、5月10日金曜日の午後3時30分CETに、次のMQAパートナールームにて体験できます。ぜひお出で下さい。

Aurender — Hall 1 A09
Bluesound/NAD — Hall 3 H04
Brinkmann Audio — A4.1 E108
dCS — A4.2 F209
EMMLabs — A4.1 E111
Esoteric — A4.1 E118
iFi Audio (WOD Audio room) — A4.1 E109
Mark Levinson — A4.1 F119
Meridian (Audio Reference) — A3.1 D111
Wadax — A4.1 E106
Wadax (AvantGarde) — A4.1 E115

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