スマートフォンで音楽を聴く機会が拡大していますが、音楽ファンは外出先でもMQAで音楽を聴くことができます。
AudioQuestやiFiなどのMQAパートナーのMQA対応レンダラー製品を使うとモバイルでも素晴らしいリスニング環境を提供します。
MQAレンダラーDACはMQAコアデコーダーと組合わせてMQA音源ファイルの最終的な展開をします。MQAコアデコーダーは、TIDALなどのデスクトップのストリーミングサービスおよびモバイルアプリ、AudirvanaやRoonなどのメディアプレーヤーに実装されています。ここでは展開の仕組みについて説明します。
MQA対応製品についてはこちらのパートナーページをご覧ください。
MQAの再生
MQAは聴覚神経科学、デジタル・コーディングおよび高音質の知覚の分野での最近の研究成果に基づいて開発されています。
「折り紙」の技術は扱いやすく効率的でストリーミング可能なMQAファイルを実現します。ダウンロードやストリーミングに活用でき、モバイル、カーオーディオ、PC、ハイファイオーディオなど多種のデバイスで楽しむことができます。フルデコーダーをを使うとMQAファイルを完全に展開してスタジオでプレビューされた完全なサウンドを復元することができます。
利便性を高めるために、展開は音質レベルで段階的に行われ、各展開での音はスタジオでプレビューし、認証されます。
一般的にMQAデコーダーはハードウェアに合わせてMQAファイルを自動的に展開します。
・ MQAファイルはデコーダー無しでも楽しむことができます。再生される音は、アーティストやエンジニアからCDよりも優れた音質と認められています。ハードウェアがMQA対応ではない従来の製品であっても再生することができ、音質は向上します。
・ ハードウエアの再生Fsが44.1kHzか、48kHzの場合は、デコーダはそれに合わせて、最高の音質が得られるようにします。
・ MQAコア:折り紙の1回目の展開では音楽に関連するすべてのデータが復元され、88.2kHzまたは96kHzのアナログまたはデジタル信号として出力されます。
音質(周波数レンジ)はデコーダー無しの場合よりも高く、フルデコードの場合よりは低くなります。 MQAデコーダーを搭載した製品はMQAデコードされていないストリームかコアデコードされたMQA信号をビット精度でディジタルで出力します。MQAコアデコード信号はDACに合わせて前もって調整されます。
・ フルデコーダー:フルデコーダーではMQAの認証 (Authentication) が行われ、折り紙はまずコアに展開され、次いでDACの仕様に合わせコアデコード部分が展開され、 最高の音質が得られることになります。
・ MQAレンダラー:MQAレンダラーDACはコアデコードされた信号をビット精度で受け取り、最終の展開を行い、アナログ信号として出力することができる新しいタイプのデバイスです。MQAレンダラーDACはMQA音源をコアデコード(認証)することはできません。
MQAレンダラーDACはアクティブ型ヘッドフォン、イヤホン、ポータブルアンプなどのポータブルデバイスに、チップに組込むことができます。MQAレンダラーの出力は管理されたD/A変換で行われたアナログ出力です。
MQAレンダラーDACについて
Q&A
MQAレンダラーDACについて
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