オリジナルがベスト

オピニオン

オリジナルがベスト

Original is the best

MQAのCEOであるMike Jbaraのオピニオン

音楽ファンが、未だかつて聴いたことのないMQAトラックが何百万曲もTIDALで提供開始になったことを祝う一方で、業界の関係者らは、MQAがCD時代に作成したマスターからハイレゾサウンドを提供できることに驚いている。MQAとして、このストーリについてお話させてください。

グラミー賞を獲得したプロデューサーや制作者らが証言するように、MQAは最も高いサンプリングレートから得られる利点を遥かに超えるメリットを実現しています。マスターが44.1/16 (CDクオリティ) 以上であれば、ハイレゾ体験が出来るのです。

MQAは、音楽業界を思い浮かべながら、立案されました。RIAAは、最も人気のある新曲の70%もがCD よりも高い音質で聴くことが可能だと報告しています。ただし、全ストリーミング音楽の半分以上は業界が「カタログ」と呼ぶ古いタイトルのものです。[1]これらの殆どは、CD音質で取り込まれています。しかし、これらの音楽も最も良い音質で提供されることが同様に必要であることは明らかです。音楽ファンは、彼らが愛する全ての音楽において、単に最新というだけでなく、最も良い音質を提供されるべきなのです。

私の友人でありビジネスパートナーでもあるBob Stuartは、最近、「ファイルはハイレゾであり得ないし、コンテナーはリスナーに音について知らせることもできない。」と述べた。ボブ・スチュアートは英国王立工学アカデミーのフィリップ王子勲章を授与された初の音響エンジニアですが、その彼曰く、「ハイレゾファイルのようなものは存在しない。」彼はいったい我々に対して何を言っているのでしょう?

答えはシンプルでした。すべての音はアナログとして聞こえるのです。ハイレゾは、音楽を聴いている間だけ実現するのです。

では、高品質のサウンドというテーマを巡って、どうして、こんなに混乱して議論が彷彿した時期があったのでしょう。鍵は2つあったように思われます。

  1. 業界の殆どは、スケーラブルで技術ベースの回答を望みます。
  2. PCMオーディオをより高いレートで改良するというアプローチは、明快でかつ魅惑的でもありました。

    私はワーナーミュージックでスタジオと制作を指揮していたころ、広範なスタジオパートナーのすべてに対して、一貫性を可能にする基準に重きを置いていました。当然のことですが、より高いサンプリングレートとビット深度を可能にする技術が登場すると、全体として熱い想いが高まったものでした。

    残念ながら、サンプルレートやビット深度が高くなるとデータのコストがかかるだけではなく、デジタル再生の核心となる問題へのアプローチがおろそかになったのです。ボブは、「基本的に、大量のデータを使用することに問題はないが、理解不足から生まれる非効率を主張するのは倫理に反する。」と、言っています。

    音がどのようにして空気中- 最も純粋な伝達のプラットフォーム- を移動するかに基づいた設計により、MQAは自然なダイナミックレンジと時間情報の維持を重視します。この技法はデジタルマスターに適用されると、アナログからデジタルへの変換、ミキシング、マスタリングおよびデジタルからアナログへ戻すプロセスなどで生じる従来の不自然な影響を。阻止することになるのです。

    MQAの登場で、マスターの出所は、業界が奨励するより優れた基準となるでしょう- サンプルレートやビット深度ではありません。TIDAL Mastersが示すように、MQAはオリジナルがベストであることを保証します。

    MQAの詳細については、Bob Talksをご覧ください。


    [1] ミュージックコネクト/MRCの データによると、カタログの音楽はストリーミング音楽全体の60% 以上を占めています。
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